クマノミズキ(熊野水木)(読み)クマノミズキ(英語表記)Cornus brachypoda

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

クマノミズキ(熊野水木)
クマノミズキ
Cornus brachypoda

ミズキ科の落葉高木。山地に自生し,幹は直立,分枝し高さ 10mに及ぶ。ミズキに似ているが葉が対生する点で異なる。葉は卵形,全縁で葉柄があり,支脈が多い。夏に,小枝の頂に散房状花穂をつけ,白色の小花を多数開く。萼は微細,花弁4枚,おしべ4本,めしべ1本で子房下位につく。果実は小球果で紫黒色に熟する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android