クマワラビ(熊蕨)(読み)クマワラビ(英語表記)Dryopteris lacera

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クマワラビ(熊蕨)」の意味・わかりやすい解説

クマワラビ(熊蕨)
クマワラビ
Dryopteris lacera

オシダ科の常緑性シダ植物。北海道一部本州四国九州朝鮮半島に分布する。根茎は太い塊状。葉の長さ 30~60cm,葉柄は短く淡褐色鱗片におおわれている。冬季胞子嚢群のついている葉身の先端部分は枯死するが葉は残る。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android