クライシスマネージメント(読み)くらいしすまねーじめんと

ASCII.jpデジタル用語辞典 の解説

クライシスマネージメント

クライシスマネージメントとは、内部統制に必要なリスクマネージメントの特別な形。本来会社損害を与える可能性を「リスク」というが、損害が、企業存亡を危うくするようなレベルである場合、リスクマネージメントとは別にクライシスマネージメントを区別することがある。例えば、テロにより自社ビルごと崩壊してしまった場合や、コンピューターシステムが完全にダウンしてしまった場合などである。そういう企業が潜在的に抱えるクライシスに対する対処措置がクライシスマネージメントで、9.11事件以降、企業の危機管理の大きな要素として徐々に認知されるようになっている。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android