クラムシェル

百科事典マイペディア 「クラムシェル」の意味・わかりやすい解説

クラムシェル

建設機械一つ。長いブームからワイヤロープでつり下げたバケットを,二枚貝のように開閉して土砂をつかんで掘削する。河床建物地下の掘削に使用
→関連項目掘削機ショベル

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のクラムシェルの言及

【建設機械】より

…道路の舗装工事には,アスファルトやコンクリート舗装機械,舗装補修機械があり,また,道路除雪機械として,除雪トラック,ロータリー除雪車などが開発されている。河川や海底掘削のための浚渫作業には,陸上のクラムシェルに相当するグラブ船,ラダーに多数のバケットを連結させて掘削するバケット船,パワーショベルの作業機構を採用したディッパー船や,サンドポンプで海底土砂を吸い上げるポンプ船など各種の浚渫(しゆんせつ)船が使用されている。そのほか,建設作業の補助機としては,クレーン,ウィンチ,空気圧縮機,送風機,ポンプおよび種々の原動機がある。…

※「クラムシェル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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