クラヤ薬品(読み)クラヤやくひん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クラヤ薬品」の意味・わかりやすい解説

クラヤ薬品
クラヤやくひん

医家向け医薬品の総合会社。1946年設立のクラヤ薬品商会を前身に,1949年クラヤ薬品として設立。ワクチンの販売を手がけ業績をあげ,各種医療機関を相手に医薬品のほか医療機器も取り扱った。独自の情報・物流システムにより関東では売り上げトップを占めていた。強力な全国展開を目指して関西拠点の 2社を合併し,さらに 1997年には長野県を地盤とするカワイと合併。2000年三星堂,東京医薬品と合併しクラヤ三星堂となった。クラヤ三星堂は 2004年持株会社メディセオホールディングス(2005メディパルホールディングスに改称)に社名変更。医薬品事業は新会社クラヤ三星堂が継承し,2009年社名をメディセオに変更した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android