クラン・タータン(読み)くらんたーたん

世界大百科事典(旧版)内のクラン・タータンの言及

【タータン】より

…タータンの柄はセットsettと呼ばれ,古くは草木染による2~3色の単純なチェックで,地方ごとに決まったタータン(ディストリクト・タータンdistrict tartan)があった。10世紀から11世紀にかけてのマルコム1世,2世の時代にスコットランド特有のクラン(氏族)制度が確立すると,それぞれのクラン・タータンが生まれた。織物業者は,このタータン柄の正確な記録のために,木版を作り保存に努めた。…

※「クラン・タータン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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