クリックホイール(読み)くりっくほいーる(英語表記)click wheel

デジタル大辞泉 「クリックホイール」の意味・読み・例文・類語

クリック‐ホイール(click wheel)

機器を操作する入力装置の一。円盤状のタッチホイール中央に、クリックするためのボタンを配置したもの。米国アップル社の携帯型デジタルオーディオプレーヤー、iPod一部に搭載されている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

知恵蔵mini 「クリックホイール」の解説

クリックホイール

米国のアップル社が開発し、携帯型デジタルプレーヤー「iPod」シリーズの一部に搭載されている操作インターフェースの名称。2004年1月に発表された「iPod mini」から導入されている。ドーナッツ状のタッチホイール中央に円形のクリックボタンが配置された構造で、これにより片手選曲、音量調整、画像・動画閲覧などすべての操作が行えるようになっている。13年9月26日、「クリックホイール」が特許侵害にあたるとして東京都三鷹市のソフト開発会社がアップル社を相手に100億円の損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁は特許侵害を認め、アップル社に対し約3億3600万円の支払いを命じた。

(2013-9-30)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android