クリプトピン

化学辞典 第2版 「クリプトピン」の解説

クリプトピン
クリプトピン
cryptopine

C21H23NO5(369.40).ケシ目ケンマソウ科Corydalis sempervirensDicentra,ケシ科Meconopsis,キンポウゲ科Thalictrumなどの植物に広く分布しているプロトピンアルカロイドの一つ.無色の柱状晶または板状晶(ベンゼン).融点220~221 ℃.水,エーテルにはほとんど不溶,クロロホルム酢酸に可溶.血圧降下剤,催眠剤鎮痛剤などとして用いられる.毒性あり.[CAS 482-74-6]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android