クレジットデリバティブ(読み)くれじっとでりばてぃぶ

デジタル大辞泉 「クレジットデリバティブ」の意味・読み・例文・類語

クレジット‐デリバティブ(credit derivative)

信用リスクそのものを売買するデリバティブ金融派生商品)の一種

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ASCII.jpデジタル用語辞典 「クレジットデリバティブ」の解説

クレジットデリバティブ

社債や貸付債券における「信用リスク」を定量化し、スワップオプションなどの金融商品にして、取引を行なうこと。投資家は、債券に加えてプレミアムを支払わなければならないが、その代わりに、会社の倒産などによって社債や貸付債券の返還が行なわれなくなるリスクを回避できる。主要なものとしては、債券にいくばくかのプレミアムを加えて購入する、保険に似た「スワップ方式」がある。その他にも、信用リスクを別の債券の信用と結合させた「クレジットリンク債」など、さまざまな金融商品として販売されている。

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