クレッツァー(英語表記)Kretzer, Max

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クレッツァー」の意味・わかりやすい解説

クレッツァー
Kretzer, Max

[生]1854.6.7. ポーゼン
[没]1941.7.15. ベルリン
ドイツ小説家工員として働き,工場で負傷したのち文筆生活に入る。ゾラ影響を受け,労働者問題を取上げた。ドイツのディケンズと評する人もいる。主著『ティンペ親方』 Meister Timpe (1888) ,『キリストの顔』 Das Gesicht Christi (97) など。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android