百科事典マイペディア の解説 クレティアン・ド・トロア フランスの韻文物語作家。ロマンクルトア(宮廷風物語)の代表的作者。オウィディウスの翻案などを書いた後,《エレクとエニード》《クリジェス》で恋愛をとり上げ,次いで女性崇拝の《ランスロまたは荷車の騎士》でアーサー王伝説を文学化。《イバンまたは獅子の騎士》を経て《ペルスバルまたは聖杯物語》で騎士道の理想を示し,その象徴的扱いはその後の聖杯伝説の源流となった。→関連項目パルチファル|ハルトマン 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
日本大百科全書(ニッポニカ) の解説 クレティアン・ド・トロアくれてぃあんどとろあ →クレチアン・ド・トロア 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例