クレブス回路(読み)クレブスカイロ

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精選版 日本国語大辞典 「クレブス回路」の意味・読み・例文・類語

クレブス‐かいろ‥クヮイロ【クレブス回路】

  1. 〘 名詞 〙 クレブスによって明らかにされた細胞における有機酸道筋一つ。TCA回路。トリカルボリン酸サイクル。

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世界大百科事典(旧版)内のクレブス回路の言及

【クエン酸回路】より

…トリカルボン酸回路(TCA回路),クレブス回路ともいう。イギリスの生化学者クレブスH.Krebsが1930年代の後半に発見した回路。…

【クレブス】より

…これは酵素のサイクル反応によって,アンモニアが尿素として放出される過程である。イギリスでG.ホプキンズの研究チームに加わってから,サイクル反応の着想は呼吸の反応にも生かされて,オキサロ酢酸が炭素化合物(アセチルCoA)を取り入れてクエン酸となり,二酸化炭素を放出しつつオキサロ酢酸に戻るというクエン酸回路(TCA回路,クレブス回路)の大筋をも確立した(1940)。1954年オックスフォード大学教授。…

※「クレブス回路」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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