クロイツ群(読み)クロイツグン

デジタル大辞泉 「クロイツ群」の意味・読み・例文・類語

クロイツ‐ぐん【クロイツ群】

近日点太陽に極めて近い、類似した軌道をもつ彗星一群。太陽の近くをかすめるように通過するサングレーザーに含まれる。名称は、ドイツの天文学者ハインリヒ=クロイツが、これらの彗星の一群は数百年前に分裂した巨大な彗星の破片であると提唱したことに由来する。この群に属する彗星として、20世紀有数の大彗星となった池谷関彗星が知られる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android