クーティネー川(読み)クーティネーがわ(英語表記)Kootenay River

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クーティネー川」の意味・わかりやすい解説

クーティネー川
クーティネーがわ
Kootenay River

北アメリカ西部を流れる川。全長約 655km。カナダアルバータ州に源を発し,ロッキー山系中の大縦谷を南下して,合衆国モンタナ州に入り,再び北上してカナダのブリティシュコロンビア州のクーティネー湖に流入する。ここからコロンビア川に接続。流量は季節によって変化が著しい。クーティネー湖とコロンビア川の間には 20世紀初めからダム建設が進み,ブリティシュコロンビア州トレイルの金属精錬所に電力を供給している。 1807年イギリス人の毛皮商 D.トンプソンらが探検して,water peopleを意味する先住民族インディアンの言葉にちなんで命名

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android