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グライ土 【グライど】

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岩石学辞典の解説

水浸し土壌で,この中では酸素が不足して還元条件となる.これをグライ条件(gleying condition)という.[Robinson : 1936, Birkelend : 1974].glei, meadow soil, wiesbodenなどは同義湿潤気候地域排水不良地に広く分布する間帯性(intrazonal soil)の無機質水成土壌総称で,断面内に淡水に伴う鉄の還元の結果生じる青灰色ないし緑灰色のグライ層またはグライ斑をもっている.土壌が水で飽和される部位やその原因によってさらに分類される[木村ほか : 1973].


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世界大百科事典 第2版の解説

グライど【グライ土 gley soil】 

つねに地下水面地表近くにある低湿沖積地の土壌。日本では大部分水田地帯になっており,湿田とよばれるものがほぼこの土壌に相当する。つねに地下水で飽和された土層では,酸素が欠乏するとともに,微生物活動によっていろいろの物質酸化態から還元態に変わる(たとえばFe(III)→Fe(II),Mn(III),Mn(IV)→Mn(II),SO42-→S2-など)。とくに土にふつう褐色の色を与えている酸化態の鉄Fe(III)は還元態の鉄Fe(II)に変わり,そのため土の色は青灰~緑灰色になる。


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百科事典マイペディアの解説

グライ土 【グライど】

地下水位が高く,その影響グライ化作用を受けてできた一連の土壌型の総称。グライ化作用とは還元条件下で起こる土壌生成過程で,特に酸化第一鉄化合物が生成し,青~緑色の還元的土層(グライ層)ができる。
※本文は出典元の用語解説の一部を掲載しています。


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世界大百科事典内のグライ土の言及

【土壌型】より
…北極ツンドラ地帯の山稜・エスカー・河岸段丘縁辺部・砂丘などの排水良好な砂礫(されき)地には,維管束植物の遺体からなる厚いマット状のA0層の下に,有機物を10%程度含むA1層,褐色で団粒構造の発達した植物根に富む酸性のA2層,黄色で単粒構造のA3C層,灰オリーブ色で中性~アルカリ性の石礫質のC層と続く層位配列をもった北極褐色土が生成している。しかし森林限界以北の北極ツンドラ帯に最も広く分布する土壌型はツンドラ・グライ土である。地衣類やコケ類からなる貧弱な植生のためA層の発達が悪く,夏季に融解する氷は下部に存在する永久凍土層によって排水が妨げられるためグライ化作用が進行する。…
※「グライ土」について言及している用語解説の一部を掲載しています。


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グライ土に近い言葉→擬似グライ土|熱帯グライ土|クライ土壌|グライ化作用|グライ層|グライゼン化作用|グライダー競技|マグライト|フルグライド|グライドパス(判定法)

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