グラウハウ(読み)ぐらうはう(英語表記)Glauchau

デジタル大辞泉 「グラウハウ」の意味・読み・例文・類語

グラウハウ(Glauchau)

ドイツ東部、ザクセン州都市エルツ山地北麓、ムルデ川沿いに位置する。かつて織物業で栄えた。15世紀から16世紀ごろのルネサンス様式ゴシック様式の城が残る。鉱山学者アグリコラ生地

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「グラウハウ」の意味・わかりやすい解説

グラウハウ
ぐらうはう
Glauchau

ドイツ東部、ザクセン州の都市。1949~90年は旧東ドイツに属した。エルツ山地北麓(ほくろく)の標高245メートルにあり、ムルデ川に沿う。人口2万7300(2000)。北西の都市メーラネ(人口2万3000)と並ぶ繊維の町で、ケムニッツから西方へ続く織物工業地帯の一部をなしている。紡績、織物、漂白染色などの工場に数千人の労働者が働く。ムルデ川の水は染色に利用される。鉱山学者アグリコラの生地。

[佐々木博]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「グラウハウ」の意味・わかりやすい解説

グラウハウ
Glauchau

ドイツ東部,ザクセン州の都市。ケムニッツの西約 30km,ツウィッカウアームルデ川沿いに位置する。 13世紀に成立。古くから織物,染色業が盛ん。北部に大規模なニッケル鉱床があり,1955年以降製錬所が操業機械楽器製造も行われる。人口2万 9376 (1980) 。

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