グレーンウィスキー(読み)ぐれーんうぃすきー

世界大百科事典(旧版)内のグレーンウィスキーの言及

【ウィスキー】より

…日本は現在,世界でも有数のウィスキー生産ならびに消費国となったが,本格的製造が始まったのは1920年代である。ウィスキーは原料によって,モルトウィスキーとグレーンウィスキーにわけられる。またスコッチ,アイリッシュ,アメリカン,カナディアンの4タイプに大別され,それぞれ原料や製造法によって独特の品質をもっている。…

【蒸留酒】より

…すなわち,フランスのアルマニャック式蒸留機とイギリスのコフィが改良したパテントスチルである。後者によって得られるグレーンウィスキーは香味が軽く,これをモルトウィスキーと調合することによって,現在スコッチの主流となったブレンデッドウィスキーがつくられるようになった。単式蒸留機の蒸留酒は,アルコール以外の揮発成分を多く含み,原料由来の香りを有し,現在ではモルトウィスキー,コニャック,ヘビーラム,ミディアムラム,キルシュ,テキーラ,および泡盛を含む日本の本格焼酎などが,これで蒸留されている。…

※「グレーンウィスキー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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