ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ケアシノスリ」の意味・わかりやすい解説
ケアシノスリ
Buteo lagopus; rough-legged buzzard
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…あまり特殊化していないグループであり,まばらな林にすみ,地上の獲物をとるものが多い。ケアシノスリButeo lagopusとアカゲノスリB.regalisだけが,脚が指の付け根まで羽毛におおわれている。 ハイタカ類はもっとも典型的なタカで5属約50種がある。…
…日本では北海道から九州までの低山帯の山林で繁殖し,高い木の上に小枝を積み重ねて巣をつくり,1腹2~3個の卵を産む。 ノスリ属の鳥は,日本にはノスリのほか,オオノスリB.hemilasiusとケアシノスリB.lagopusが冬鳥として大陸から少数渡来する。ノスリ属は世界に約25種が分布し,北アメリカではノスリにかわって尾が赤褐色のアカオノスリB.jamaicensisが多く生息している。…
※「ケアシノスリ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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