ケスタースの干渉比長器(読み)ケスタースのかんしょうひちょうき(英語表記)Kösters' interference comparator

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ケスタースの干渉比長器」の意味・わかりやすい解説

ケスタースの干渉比長器
ケスタースのかんしょうひちょうき
Kösters' interference comparator

光の干渉を利用して長さを測定する器械。 W.ケスタースが考案した。原理マイケルソンの干渉計と同じで,干渉計反射鏡の1枚を測定しようとする物に沿って動かしたとき,干渉縞移動の数から長さを絶対的に測定できる。ブロックゲージの厚さの精密測定などに使われる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android