ケトグルタル酸脱水素酵素

栄養・生化学辞典 の解説

ケトグルタル酸脱水素酵素

 [EC1.2.4.2].2-オキソグルタル酸から水素を除き,脱炭酸し酸化してスクシニルCoAを生成する反応を触媒する酵素をいうが,正確には,2-オキソグルタル酸脱水素酵素複合体 (oxoglutarate dehydrogenase complex) のE1成分で,2-オキソグルタル酸とリポアミドとを反応させ,S-スクシニルジヒドロリポアミドとCO2を生成する反応を触媒する酵素.NADを補酵素とする.クエン酸回路を構成する酵素で複合体を形成している.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む