ケリョン(鶏竜)山(読み)ケリョンさん(英語表記)Kyeryong-san

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ケリョン(鶏竜)山」の意味・わかりやすい解説

ケリョン(鶏竜)山
ケリョンさん
Kyeryong-san

韓国,チュンチョンナム (忠清南) 道,テジョン (大田) 市の西方にある山。標高 827m。チャリョン (車嶺) 山脈に属し,主として石英斑岩から成る残丘性の山地である。森林におおわれ,峡谷美に富む。南斜面の盆地にあるシンドアン (新都内) 集落は,風水説による吉祥の地として,李氏朝鮮初期に遷都説があった。その後も『鄭鑑録』の信奉者によって宗教集落が形成されている。山麓に東鶴寺,甲寺などの古刹がある。

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