ケン・うむ・おこたる(漢字)

普及版 字通 の解説


人名用漢字 10画

[字音] ケン
[字訓] うむ・おこたる

[説文解字]

[字形] 形声
声符は卷(巻)(かん)。卷は獣皮などを巻きこむ形。人が疲労して、身を屈して休息する形に似ている。〔説文〕八上に「罷(つか)るるなり」とあり、疲れてものにむことをいう。

[訓義]
1. つかれる、うむ、おこたる、うずくまる。
2. やすむ。

[古辞書の訓]
名義抄 ヲコタル・ウミヌ・ウム・モノウシ・タユム・ツカル・イタム

[語系]
giuanは(勤)ginと声近く、勤苦によって労するので、二語は表裏の関係にある。

[熟語]

[下接語]
・衰・息・怠・疲・罷・筆・労

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android