ケン・しおけ・あく(漢字)

普及版 字通 の解説


24画

[字音] ケン
[字訓] しおけ・あく

[説文解字]

[字形] 形声
声符は僉(せん)。僉に檢(検)・儉(倹)(けん)の声がある。〔説文十二上に「鹵(ろ)なり」とあり、塩分をいう。また灰汁(あく)をいう。その灰汁を固形にしたものが石である。

[訓義]
1. しおけ、しおみず。
2. あく。
3. 石

[古辞書の訓]
名義抄 ヱグシ 〔字鏡集 ニガシ

[下接語]

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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