ゲオルグ ブレーディヒ(英語表記)Georg Bredig

20世紀西洋人名事典 「ゲオルグ ブレーディヒ」の解説

ゲオルグ ブレーディヒ
Georg Bredig


1868.10.1 - 1944.4.24
ドイツの化学者。
元・カールスルーエ大学教授。
グロガウ(ポーランド)生まれ。
学位取得後、ライプチヒ大学で偉大なドイツの化学者オストワルドの実験室で助手として働き、触媒の研究、特に白金コロイド毒作用ならびに電気分解による金属コロイドの製法を研究した。その後1901年ハイデンベルク大学教授、’10年チューリヒ大学教授、’11年カールスルーエ大学教授を歴任。’33年ナチスに追われ、米国亡命著書「Anorganische Fermente,Leipzig」(’01年)。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android