日本大百科全書(ニッポニカ) の解説 ゲッツ(Stan Getz)げっつStan Getz(1927―1991) アメリカのジャズ・テナー・サックス奏者。ペンシルベニア州生まれ。16歳でプロ入りし、1947年ウディ・ハーマン楽団に参加、『アーリー・オータム』ほかにクールな感覚の叙情的な魅力を示して人気を得、49年に独立。58年からヨーロッパで活躍、61年帰米。62年からブラジルの音楽ボサ・ノバに取り組み、『ディサフィナード』およびアストラッド・ジルベルトとの共演『イパネマの娘』のヒットで人気を高めた。白人のテナー・サックス奏者として最高の実力者。[青木 啓] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例