ゲハルト修道院(読み)ゲハルトシュウドウイン

デジタル大辞泉 「ゲハルト修道院」の意味・読み・例文・類語

ゲハルト‐しゅうどういん〔‐シウダウヰン〕【ゲハルト修道院】

Geghardi vanq》アルメニア中西部を流れるアザート川上流にある修道院。ゲハルトは「槍」の意で、キリスト十字架にかけられた時に使われたとされる聖槍が、この地で発見されたことに由来する。創建は4世紀とされるが、現在の建物は13世紀の再建礼拝堂僧房食堂などは岩をうがって造られている。周囲のアザート渓谷の自然美も含めて、「ゲハルト修道院とアザート川上流域」として2000年に世界遺産(文化遺産)に登録された。ゲガルト修道院。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android