コシサウルス(読み)こしさうるす(英語表記)Koshisaurus katsuyama

デジタル大辞泉 「コシサウルス」の意味・読み・例文・類語

コシサウルス(〈ラテン〉Koshisaurus)

中生代白亜紀前期に生息したイグアノドン類の恐竜。福井県勝山市北谷町で化石が発見され、平成27年(2015)新種と認定された。
[補説]正称はコシサウルス・カツヤマ。コシは越の国にちなむ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

知恵蔵mini 「コシサウルス」の解説

コシサウルス

イグアノドン類の草食恐竜。正式な学名は「コシサウルス・カツヤマ」。2008年、福井県勝山市の白亜紀前期(約1億2000万年前)の地層で化石が発見された。15年、福井県立恐竜博物館の研究員らによる論文審査を経て国際動物学誌「ズータクサ」に掲載され、同類の新種であることが認められた。学名は北陸地方古称「越の国」と発掘現場の勝山市にちなみ、同館によって命名された。

(2015-3-12)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android