コジ・ファン・トゥッテ

デジタル大辞泉プラス 「コジ・ファン・トゥッテ」の解説

コジ・ファン・トゥッテ

オーストリアの作曲家W・A・モーツァルトのイタリア語による全2幕のオペラ(1790)。原題Così fan tutte》。イタリア語で「女はみんなこうしたもの」の意。ダ・ポンテの台本による喜劇。18世紀のナポリを舞台に、二人の青年士官が恋人である美しい姉妹の貞節を試すという物語。恋人を交換するという内容が背徳的であるとされ、初演当時は評価が低かったが、20世紀以降、再評価されて代表作の一つとなった。『コシ・ファン・トゥッテ』とも呼ばれる。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

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