精選版 日本国語大辞典 「コプリック斑」の意味・読み・例文・類語
コプリック‐はん【コプリック斑】
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…以上のような経過をとるが,初めに発熱して咳や結膜の充血が激しい時期をカタル期,いったん解熱してまもなく再び発熱し,発疹のみられる時期を発疹期,発疹が色素沈着となり平熱となった時期を回復期と呼んでいる。カタル期の終りころにほおの粘膜の臼歯に面する部分に細かい白い斑点がいくつか出現するが,これはコプリック斑Koplik’s spotsと呼ばれ,はしかに特異的である。コプリック斑は70~95%の患児にみられ,著しい場合は口腔粘膜全体に広がることもある。…
※「コプリック斑」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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