コム・アカデミー事件(読み)コムアカデミーじけん

百科事典マイペディア 「コム・アカデミー事件」の意味・わかりやすい解説

コム・アカデミー事件【コムアカデミーじけん】

1936年講座派系の学者に対する弾圧事件。《日本資本主義発達史講座刊行後活躍中の山田盛太郎平野義太郎,小林良正らは同講座に引続いて《日本封建制講座》の刊行を企画していたが,彼らがコムアカデミー(共産主義アカデミー。1924年―1936年。在モスクワ。社会科学の最高研究機関)の役割日本において意図したとされて検挙された事件。
→関連項目日本資本主義論争

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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