コモディティースワップ(英語表記)commodity swap

デジタル大辞泉 「コモディティースワップ」の意味・読み・例文・類語

コモディティー‐スワップ(commodity swap)

エネルギー非鉄金属などの商品価格を対象とするスワップ取引商品スワップ
[補説]例えば、原材料として石油製品を調達する企業金融機関スワップ取引を締結する場合、企業は金融機関に対して、あらかじめ取り決めた固定価格を支払い、金融機関は企業に対して、特定の原油価格指数と連動した変動価格を支払う。これによって、ワップの売り手となる企業は価格変動リスクを回避し、固定価格で原材料を調達できる。一方、スワップの買い手となる金融機関は、固定価格が変動価格を上回っている限り、利ざやを稼ぐことができる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android