コモン・アジェンダ(読み)こもんあじぇんだ(英語表記)common agenda

日本大百科全書(ニッポニカ) 「コモン・アジェンダ」の意味・わかりやすい解説

コモン・アジェンダ
こもんあじぇんだ
common agenda

1993年(平成5)の日米包括経済協議で提案された、地球的規模の課題に対する日米間での政府民間の協力を進めるための枠組み。「地球的展望に立った協力のための共通課題」とよばれている。環境問題や途上国の女性支援、エイズ問題など、20の分野で作業部会が開かれていたが、1996年4月、日米首脳会談で、自然災害対策、テロリズム対策、市民社会に向けての民主化支援など、6分野が追加された。また、1997年5月に開かれた次官級会議では「世界の子供たちへの環境教育の推進」などの共同声明が発表された。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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