コラン酸(読み)コランサン

化学辞典 第2版 「コラン酸」の解説

コラン酸
コランサン
cholanic acid

C24H40O2(360.57).胆汁酸母体となる基本物質.一般の胆汁酸はコラン酸のヒドロキシ誘導体である.天然には産しない.コール酸デオキシコール酸を脱水後,水素付加するかコプロスタン側鎖酸化分解することにより合成される.ステロイド核を有しているがAB環がシス形(5βという)である.針状晶(エタノール).融点163~164 ℃.+21.74°(クロロホルム).[CAS 25312-65-6]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コラン酸」の意味・わかりやすい解説

コラン酸
コランさん

胆汁酸」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android