コリュバンテス(英語表記)Korybantes

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コリュバンテス」の意味・わかりやすい解説

コリュバンテス
Korybantes

フリュギアの大女神キュベレの祭司たちの呼び名で,ギリシア神話レアと同一視された。キュベレの愛人アッティスの例にならい,去勢し,シンバルを打鳴らしながら狂熱的舞踏を踊った。神話なかでは,レアの命令赤子ゼウスのまわりで楯を打鳴らしながら踊ったというクレテスたちと混同されることが多い。ローマではガリと呼ばれた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android