コルディリェラの棚田群(読み)コルディリェラのたなだぐん

百科事典マイペディア 「コルディリェラの棚田群」の意味・わかりやすい解説

コルディリェラの棚田群【コルディリェラのたなだぐん】

フィリピンルソン島北部の中央を南北に走るコルディリェラ・セントラル(中央山脈)の東麓に位置する,イフガオ州のバナウエ,フンドゥアン,キアンガン,マヨヤオの4地区にある棚田群。現地に住む少数民族イフガオ族が長年にわたって標高1000〜1500mの山腹水稲耕作のために造成してきた棚田で,その規模は世界最大といわれ見事な棚田景観を形成している。1995年世界文化遺産に登録。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android