コルフ[島](読み)コルフ

百科事典マイペディア 「コルフ[島]」の意味・わかりやすい解説

コルフ[島]【コルフ】

ギリシア西岸,イオニア諸島北端の島でギリシア領。コルフはイタリア名で,現代ギリシア語でケルキラ島という。オリーブ油ブドウ酒オレンジを産する。観光地として国際的に有名。前734年ころコリントス人が植民,前664年の海戦後コリントスの支配下に入ったが,のち独立してアテナイに次ぐ海軍国となった。14世紀末から18世紀末までベネチア支配下,1797年―1814年はフランス領,のちイギリス領をへて1864年ギリシア領となる。中心都市はケルキラ。旧市街は2007年世界文化遺産に登録。641km2。11万1975人(2001)。
→関連項目イオニア[諸島]

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