コンパニオンアニマル(読み)こんぱにおんあにまる(英語表記)companion animal

デジタル大辞泉 「コンパニオンアニマル」の意味・読み・例文・類語

コンパニオン‐アニマル(companion animal)

人間伴侶はんりょとしてのペット一方向愛情対象としてではなく、心を通じ合う対象として考えようとする立場からいう語。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

知恵蔵 「コンパニオンアニマル」の解説

コンパニオンアニマル

人と長い歴史を共に暮らしてきた身近な動物を、伴侶や家族、友達と同様に位置づけてコンパニオンアニマルと呼ぶ。従来のペットのことで、日本では1985年頃から使われ始めた。人の生活の変化に伴って、その存在意義や価値役割が変わり、近年の社会環境の中で見直され、家族の1人、社会の一員として位置づけられるようになっている。コンパニオンアニマルの条件は、人と共に暮らし、その動物の獣医学習性行動、人と動物の共通感染症が解明されていることで、現在、それらの代表は犬と猫。

(石田卓夫 日本臨床獣医学フォーラム代表 / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android