ゴルノバダフシャン(英語表記)Gorno-Badakhshan

改訂新版 世界大百科事典 「ゴルノバダフシャン」の意味・わかりやすい解説

ゴルノ・バダフシャン
Gorno-Badakhshan

中央アジア,タジキスタン共和国南東部の自治州。面積6万3700km2,人口16万1000(1989)。1925年1月2日州政施行,州都ホルグKhorugh。住民タジク人キルギス人,ロシア人など。旧ソ連最高のコムニズム峰(7495m)があるパミール高原に位置し,東は中国,南と西はアフガニスタンに接する。西部パミールでは穀物・野菜・果樹栽培,東部パミールではクルジュク種めん羊・ヤク飼育が行われている。ホログから首都ドゥシャンベまでの大パミール自動車道,オシヘの東パミール自動車道が通じている。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

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