サイエンス・カフェ(読み)さいえんすかふぇ

知恵蔵 「サイエンス・カフェ」の解説

サイエンス・カフェ

科学者市民がひざを交えて話し合う欧州発祥のイベント日本学術会議が2006年に全国展開して、国内でも知られるようになった。科学の行方は科学者だけで決められるものではなく、市民と情報を共有し、ともに考えていく必要がある、という発想に基づく。科学を身近に感じてもらいたいという科学者側の狙いもあり、リラックスできる場所少人数の参加者が自由に話すという形式基本。お酒が出るものは「サイエンス・キャバレー」と呼ばれることもある。

(高橋真理子 朝日新聞記者 / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android