サイール遺跡(読み)サイールいせき

世界の観光地名がわかる事典 「サイール遺跡」の解説

サイールいせき【サイール遺跡】

メキシコユカタン州の州都メリダにある遺跡。600~700年に最盛期を迎えた大都市で、カバー遺跡の南5kmに位置し、ほとんど整備されていないが、かつては数百の建物があった。大宮殿プーク様式で、ウシュマル姉妹都市である。ウシュマルだけでなく、トゥルムやコバー遺跡に関連するモチーフもある。◇「サイール」は「蟻の宮殿」という意味

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android