百科事典マイペディア 「サウス・ダコタ[州]」の意味・わかりやすい解説 サウス・ダコタ[州]【サウスダコタ】 米国ほぼ中央北部の州。略称 S.Dak.,SD。ミズーリ川中流域のプレーリーからなり,ほとんどが平たん地であるが,南西部にはブラック・ヒルズがある。春小麦地帯に属し,小麦,ライ麦,燕麦栽培が盛ん。牛と羊の大放牧地が多い。鉱産も豊かで,金の産額は全米第1(ブラック・ヒルズのホームステーク金山)。1803年ルイジアナ購入により合衆国領になった。1889年連邦加入。1874年のゴールドラッシュでインディアンの弾圧が激化,1890年のウーンデッド・ニーの虐殺まで,数々の悲劇の舞台となった。州都ピーア。最大都市スー・フォールズ。19万6350km2。85万3175人(2014)。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報