サツマドリ(読み)さつまどり

日本大百科全書(ニッポニカ) 「サツマドリ」の意味・わかりやすい解説

サツマドリ
さつまどり / 薩摩鶏

鳥綱キジ目キジ科の鳥。ニワトリの1品種。鹿児島地方で江戸中期から末期にかけて、シャモショウコクの交雑によってつくられた大形の闘鶏で、かつてはけづめに剣をつけて闘わせたので剣付鶏(けんつきどり)ともいわれ、白笹(しろざさ)、赤笹、白の3色がある。

[西田隆雄]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android