サライル高地(読み)サライルこうち(英語表記)Salairsky kryazh

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サライル高地」の意味・わかりやすい解説

サライル高地
サライルこうち
Salairsky kryazh

ロシア中部,西シベリア南東部にある丘陵性山地。クズバス (クズネツク炭田) の南西境界をなし,北西-南東方向に約 300kmにわたって延びる。標高 500~550mのところが多く最高峰はキブダ山 (621m) 。主として石灰岩砂岩頁岩花崗岩などから成り,ステップとシラカバ,ドロノキなどの森林でおおわれる。多金属鉱の鉱床がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android