サラザル(読み)さらざる

山川 世界史小辞典 改訂新版 「サラザル」の解説

サラザル
António de Oliveira Salazar

1889~1970

20世紀ポルトガル独裁者。コインブラ大学在職中からカトリック論客として活躍。1928年から軍部独裁政権に招かれてポルトガルの財政を建て直し,実権掌握。32年から首相みずから権力を集中させ,サラザル体制と呼ばれる全体主義的体制を開始する。68年に事故で引退するまで,独裁者として権力の座にあった。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「サラザル」の意味・わかりやすい解説

サラザル
さらざる

サラザール

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android