サラゾスルファピリジン

化学辞典 第2版 「サラゾスルファピリジン」の解説

サラゾスルファピリジン
サラゾスルファピリジン
salazosulfapyridine

C18H14N4O5S(398.39).スルファサラジンともいう.2-(p-アミノベンゼンスルホンアミド)ピリジンをジアゾ化後,サリチル酸と反応させると得られる.分解点240~245 ℃.黄色~黄褐色結晶.水に不溶,エタノールに微溶.λmax 237,359 nm(エタノール).抗菌剤,潰瘍性大腸炎治療薬として使用される.[CAS 599-79-1]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報