サルバ・ダルシャナ・サングラハ(英語表記)Sarva-darśana-saṃgraha

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

サルバ・ダルシャナ・サングラハ
Sarva-darśana-saṃgraha

インドの哲学者マーダバ著書。 14世紀頃成立。インドの諸哲学体系の綱要書。唯物論は最も低級な学説として最初論述,次に仏教ジャイナ教,さらに正統派の諸哲学を述べて,最後に最高のものとして不二一元論を説いている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android