サロモニコ式らせん円柱(読み)さろもにこしきらせんえんちゅう

世界大百科事典(旧版)内のサロモニコ式らせん円柱の言及

【ラテン・アメリカ美術】より

… 17世紀後半バロックの時代になると,その表現は地域によってかなり異なってくる。メキシコではサロモニコ式らせん円柱やエスティピテ(逆台形角柱)を多用したチュリゲレスコ様式が流行したが,ペルーではエスティピテはほとんどみられない。またリマ市大聖堂やキト市のラ・コンパーニャ教会の都市型バロックと比べ,クスコやチチカカ湖周辺都市など土着の伝統が強い地方の作品は西欧バロックの延長とはとてもみえないものである。…

※「サロモニコ式らせん円柱」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android