サンチアゴ・デ・コンポステラの巡礼路(読み)サンチアゴデコンポステラのじゅんれいろ

百科事典マイペディア の解説

サンチアゴ・デ・コンポステラの巡礼路【サンチアゴデコンポステラのじゅんれいろ】

スペインの北西端に位置するサンチアゴ・デ・コンポステラは,12使徒の一人ヤコブの墓があるとされるキリスト教三大巡礼地の一つで,中世以降多くの巡礼者がヨーロッパ各地からピレネー山脈を越えて,スペイン北部のプエンテ・ラ・レイナ,ブルゴスレオンなどを通ってこの地を訪れた。この巡礼路には当時の教会修道院や救護院の跡などが数多く残っている。1993年世界文化遺産に登録。

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