サン・マルタン島(読み)さんまるたんとう(英語表記)Saint Martin

翻訳|Saint Martin

日本大百科全書(ニッポニカ) 「サン・マルタン島」の意味・わかりやすい解説

サン・マルタン島
さんまるたんとう
Saint Martin

カリブ海東部、小アンティル諸島中のリーワード諸島北端の島。1648年オランダ人とフランス人の入植以来、島の北部はフランス領(海外県グアドループ)、南部はオランダ領(自治領)である。フランス領は面積53平方キロメートル、人口2万9078(1999)、オランダ領は面積43平方キロメートル、人口3万8567(1995)。海岸線は出入りが多く、島の中央から南へ丘陵が延びる。全島が自由貿易港で、カジノナイトクラブ、免税店の多い観光・保養地となっている。サトウキビ綿花熱帯果実が栽培される。

[菅野峰明]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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