サン・ローラン(Louis Stephen Saint-Laurent)(読み)さんろーらん(英語表記)Louis Stephen Saint-Laurent

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

サン・ローラン(Louis Stephen Saint-Laurent)
さんろーらん
Louis Stephen Saint-Laurent
(1882―1973)

カナダ政治家ケベック州生まれ。ラバル大学法律を学び、1905年弁護士となる。1914年ラバル大学教授。W・L・M・キング内閣の法相兼検事総長(1941~1946)、外相(1946~1948)。キングの後を受けて自由党党首となり、首相(1948~1957)。フランス系としては2人目の首相である。国連をはじめ国際社会におけるカナダの地位確立に尽力し、カナダのイギリスからの独立を法的に完成させるために努力した。

[越智道雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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